犬の乗り物。
大分前に長男に買ったものですが今は次男へと受け継がれています。
継ぎ目が革なので丈夫で、くねくね曲がる所が魅力のようです。
おもちゃを選ぶときは長く使えることを前提に選ぶようにしています。
おままごと用品なども、男の子達も使えるようシンプルなものを・・。
長く使うで思い出しましたが、こんな絵本があります。
エズラ ジャック キーツ絵 作 きじま はじめ訳
主人公ピーターに妹が生まれ自分の物だったゆりかごやベッドがピンクに塗られてしまいます。
小さい頃座っていた椅子だけは塗らせないと椅子を持ってプチ家出をするピーター。でも自分は大きくなっていてその椅子には座れないことに気づきます。お母さんとお父さんはそんなピーターを暖かい目で見守り、いつしかピーターは自ら「あの椅子、スージーのためにピンクに塗ろう」と言います。
我が家でも長女が使っていた青い食事の椅子を私がアイボリーに塗りかえたことがありました。たいした意味は無かったのですが、長女はその頃生まれたての弟に椅子を取られた気分になったのか駄々をこねて泣きました。
「そんなつもりじゃなかったのに娘を傷つけてしまった・・」と後悔の念にかられている時
図書館でこの本に出会い、何度も何度も長女に読んだのを思い出します。
そのうち「私、もう赤ちゃんじゃないからあ~げる!私大人の椅子に座りた~い!!」とおしゃまになって駄々をこねたことなんてすかっり忘れてしまったようです・・。
ついでにもうひとつ。長女のお気に入りだった絵本。
ジュディス・カー作 晴海 耕平訳
ある日ソフィーとお母さんがお茶の時間にしようとしていると突然トラのお客様が!
トラはビスケットもケーキも冷蔵庫の中身も全部食べてしまいました。
お父さんが帰ってもお夕飯の支度ができないのでレストランへ食事に行き、
またいつトラのお客様が現れても良いようにタイガーフードを買って
待っていましたが、あれからは一度もあらわれませんでした・・・。というお話。
長女はこうした絵の綺麗な絵本を好んでよく読みました。
(今では、占いやらおまじないやら細木数子さんの本なんて借りてきてますが・・。)